アカギ

このドラマはアカギというコミックマンガのドラマ化したものです。
アニメ化もされている人気作品ですが、今回はアカギ全編ではなく後半の伝説の雀士赤木しげるvs闇の王・鷲巣巌のみを取り上げています。
赤木しげるvs鷲巣厳の対戦方法は麻雀です。
といっても麻雀は二人で出来るものではないですし、鷲巣+仲間一名vs赤木+赤木の身内一名というように2vs2で行います。
ただ、勝敗を決するポイントなるのは鷲巣と赤木の持ち点となります。
お互いの仲間がどれだけ点数を稼いでいても意味はなく、鷲巣と赤木の持ち点の多寡で勝負が決する方式をとっています。
ここまでなら普通の麻雀ドラマでもよくある話です。
アカギが特別なのは、鷲巣の持つ巨万の富と赤木を血液を掛けた特殊麻雀だからです。
少し変わったルールですが、ゲーム中に鷲巣とアカギの持ち点で移動があると、その都度ボーナス祝儀として金なり血液なりの支払いを求められるのです。
これは半荘終了の清算時だけでなく、ゲーム中の支払いでも執り行われます。
1000点の支払いつき、鷲巣側は100万、アカギ側は100ccの血液の支払いをしなければなりません。
仮にアカギが鷲巣にマンガンを打ち込めば、鷲巣が子供でも8000点の支払いとなります。
つまりマンガン直撃で800ccです。
もし親なら12000点、つまり1200ccを失うわけですから死なないまでもフラフラ状態でしょう。
人間は血液の1/3を失うと死亡し、アカギの体型から察すると1500~2000ccの血液の流失で死亡します。
つまりマンガン二回直撃を食らえば1600cc、つまり死亡する可能性も出てくるわけです。
文字通り鷲巣は人生そのものである全財産を、アカギは命を賭けて麻雀をするわけです。
さらにこの鷲巣マージャンは透明に透けた牌を用います。
麻雀牌には4つ同じものがあり、そのうちの3つは透けたものを用います。
例えば「北」なら、通常の透けない「北」が一枚、透明の「北」は三枚で、計4枚となります。
もちろん透けた牌は相手側から丸見えです。
牌の3/4が丸見えだと、そのテンパイ気配や役の高さ、待ち牌なんかも相手に筒抜けです。
この筒抜けを活かしたアカギ独特の打ちまわし、ブラフなんかがこの作品では面白いんですよね。
さらに、そういう策略を思いついたはいいが、なにせ失敗すれば血液を奪われて即死の状態です。
文字通り命を張ったアカギのブラフがとてもすごいんです。
この辺りは他の麻雀作品にはない迫力と面白しさですし、是非楽しんで欲しいですね。